他のデバイスとの連携
デジタルカメラで撮影・記録される画像については、CIPAによってJPEGファイルのヘッダーなどの規則であるExifが規定されている。現在の多くのデジタルカメラおよびカメラ付き携帯電話はExifに準拠しており、PCなど他のデバイスからはデジタルカメラメーカーの差異を意識せず同様に取り扱うことができる。一方、撮影時の生データとなるRAWや可逆圧縮のフォーマットであるTIFFが採用されている場合があるが、これらは完全に互換性があるわけではない。また、変化の激しい動画フォーマットについてはメーカー間での互換性を保証する規格が存在しない。
同じくCIPAによってファイル名などの規則であるDCFが規定されている。メモリーカードの基本ディレクトリ上に作成される「DCIM」フォルダ、その下のサブフォルダの命名法などがメーカー間で統一されているため、メモリーカードをメーカーが異なるデジタルカメラに入れて画像を表示させること、メモリーカードをプリンタに入れてパソコンを介さずに印刷を行うことも可能である。
パソコンへの画像データの転送については、記録したメモリーカードによる方法の他、多くの機種ではUSB接続による方法もサポートしている。この場合、デジタルカメラ付属のソフト(最初にインストールが必要)やWindows XP等一部のOSの機能を用いてデジタルカメラから画像データを読み出す形を取るもの(PTP等)と、単なる外付けの大容量記憶装置(マスストレージ)として、自由に画像ファイルの出し入れが可能なものがある。USB普及以前は、シリアルインターフェイスやSCSIを使用する物もあった。またUSBがまだ十分な転送速度を持っていない頃には、プロ向けの機種の中にはIEEE 1394を採用する物もあった。さらに近年は無線LANを使用する物も登場しているが、メーカーによりまちまちの実装であり、標準化が望まれる。
2003年頃からは、デジタルカメラ本体と対応プリンタをUSBケーブルで直接接続して印刷できる「PictBridge」などの規格も制定された。→#印刷についてを参照。